夜の信号が何処までも青なら。
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- 発行
- 2014/11/24
- ページ数
- 100頁
- 判型
- 文庫版
- 印刷
- オフセット
- 定価
- 700円
- あらすじ
- ───何度も何度も夢をみる。いまみた夢のつづきがみたくて、夢のしっぽをまるでよすがに手探りしている。浮かんだり沈んだりの浅い眠りのなか、僕が夢みようとしていたのはもしかしたら、理想の自分だったのかも知れない。理想の自分がでるまで僕は何度も何度も、サイコロをふりつづける───
カップルに起きた出来事を男女双方からそれぞれ聴いたとき、パラレルに生きているのではないかと思うほど証言が、食い違うものだ。あらゆる一切から逃げつづける高校生、国重崇一(クニシゲシュウイチ)がふたりの少女と奏でるポリリズムにしてミニマルな青春。既刊『イカサレ』の続篇でありながら独立した小説として楽しめる、クソサブカルナイーブ野郎の攻略本。