花壇地綿抄異聞
- 著者
- デザイン
- 編集
- サークル名
- 発行
- 2014/02/02
- ページ数
- 40頁
- 判型
- 文庫版
- 印刷
- オンデマンド
- 定価
- 300円
- あらすじ
- 古典園芸とふしぎがとけあう時代小説。
江戸一の天才園芸家の弟には植物に好かれる不思議な弟がいるそうだ……
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植物が寄り添い、歳事が取り巻き、怪奇が笑う。
春の松竹梅・桜の短編四篇収録。
■恋心を当人に漏らすという無粋を、植木屋として避けたのだろう
──好文花
■そう言えばおもしろい話を聞いた。吉原には散らぬ桜があるそうだ
──吉原桜
■花だけは毎日見れる。それでもよければ、お前俺の嫁に来るか
──薬降る
■父の盗んだ反物は、見合いには地味すぎた。娘の見合いの行く末は
──松濤の誂え
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サンプルは『吉原桜』冒頭になります。