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シラノとベルフェゴール

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立ち読み:8910回
(2022/10/12)

シラノとベルフェゴール

著者
トオノキョウジ
イラスト
市ヶ谷
サークル名
クロヒス諸房
サークルURL
クロヒス諸房
twitter
発行
2015/08/14
ページ数
170頁
判型
文庫版
印刷
オンデマンド
定価
600円
あらすじ
「キミのお義姉さんと俺の真意を賭けて、ひと勝負といこうじゃないか。シラノ・ド・ベルジュラック」

2018年フランス、コルシカ島。
相棒ベランジェと共に詐欺に手を染める、犯罪組織ユニオンコルスの少年シラノ。
彼はベランジェの持つ怠惰の悪魔の吐息をメールに添付し、敵を欺き、金を騙し取りながら、病床の義姉ロクサーヌを養い暮らしていた。

そんな彼らに、報復の魔の手が伸びる。
悪意に満ちた情欲の悪魔の吐息が、彼らの絆を脅かす。

白い城塞跡の街を侵してゆく、紅の陰謀の香り。
少年の銀の羽根ペンは、戦いの文末に如何なピリオドを打つのか。

これは、己の羽根飾りを愛に賭した、たたかう手紙書きたちの悲喜劇である。