総督と画家――孔雀の羽飾りの帽子をかぶった男のヴァニタス
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- 発行
- 2011/11/18
- ページ数
- 128頁
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- オンデマンド
- 定価
- 700円
- あらすじ
- 舞台は17世紀、大航海時代末期。オランダ黄金時代のデルフト。
駆け出しの肖像画家クラースと、その雇い主のバタヴィア総督ヤン・ファン・アメルスフォールトの心の交流を描く。
ひょんなことからクラースは、その外交手腕からネーデルラントに富をもたらしたバタヴィア総督ヤン・ファン・アメルスフォールトの肖像画家として雇われることになった。短気で粗暴な総督の評判は頗る悪く、人々には「海賊」とあだ名されているほどである。だが、その総督の意外な一面を知ることで、クラースは彼と心を通わせていくが、しかし、その関係はクラースのとある秘密から、思いもかけないものとなっていく。
17世紀に隆盛を迎えたオランダ絵画をモチーフにした物語。