初音には遠く
- 著者
- サークル名
- サークルURL
- 発行
- 2005/08/11
- ページ数
- 100頁
- 判型
- A5
- 印刷
- オフセット
- 定価
- 450円
- あらすじ
- ■慶応三年元日早々、参謀の伊東さんと組長の永倉さん・斎藤さんの三人が、島原へ出掛けたまま、門限を過ぎても戻ってこなかった。無断の門限破りは、新選組の内規に照らせば、幹部の場合、理由の如何《いかん》を問わず切腹。三人は切腹になるのか──中には、一昨年の山南さんの処断を思い出してしまう者もいる。私、沖田総司も、そのひとりだ……。 ▼〝私家版 土方歳三〟『まなざし』の拾遺話を集めた短編集。表題作の他、「花は小梅か橘か」、「死神」、「賭け」、「月に添う影」の5本を収録。