魔法少女と世界の終わり
- 著者
- サークル名
- サークルURL
- 発行
- 2013/11/04
- ページ数
- 186頁
- 判型
- 文庫版
- 印刷
- オンデマンド
- 定価
- 500円
- あらすじ
- ――突如世界に氾濫し始めた言葉を喋る兎たち。人類はゆっくりと兎に依存し、飲み込まれてゆく。兎たちから生み出されてゆく魔法少女たちは人類の敵か味方か。
「みんな、いいひとなんだもの、みんな、幸せになるべきなのよ」「あたし、魔法少女やめようと思って」「魔法少女に入れあげるのは正しくないですよ。気持ちが悪くないの?」「本当は、なにを殺したいんですか?」「魔法くらい、あたしだって使えるよ」「それでも、絶対にあきらめないよ。わたしはこの子を救ってみせる」
ささやかな夢、愛と祈り、友情、それに憎悪、戦いのさなかで彼女たちが見つけた、魔法の呪文とは。
短編連作。
「みんなが、幸せで、ありますように」