» ランダムに再読み込み
立ち読みテキストの冒頭の10行を表示しています。

» 詳細ページを見る

感情マフ
                     
                             
 魔法菓子職人である母さんと
見習いの僕はそれぞれ感情マ 
ンを作
マは夜
               
                             
                             
 母さんは
できあが
た僕のそれを夕焼けのマフ
ンだと言 
                          
 曰くオレンジと青色のグラデ
ンに
僕が学校で貯め込 
んだ憂鬱の砂糖欠片を詰め込んだからだと
         

» 次の本を見る

» 詳細ページを見る

 第一話                         
                             
 夕方の東京駅は夏休みを遅らせた行楽客や
サラリ
マンや
塾帰りの子どもたちでご
たがえしていた
七生は
もしも幽 
霊にな
たらここで行き交う人を観察しているだけでも退屈は 
しないのだろうと思いながら
受け取
た切符をよく見たら
 
それは青春十八き
ぷだ
               
鈍行で行くつもりですか
           
 思わず抗議すると
目の前の手足の長い男は何か文句でもあ 
るのかと言いたげに七生を睨んだ
彼は行くぞとだけ言
て踵 

» 次の本を見る

» 詳細ページを見る

 
                           
                             
 波乱万丈の冬休みから一夜明けた西暦二○○○年一月七日
 
金曜日
この日もお約束通り気だるく過ぎていくはずだ
 
                             
                             
 ※                           
                             
今から
の新しい仲間を紹介する
         
                             

» 次の本を見る

» 詳細ページを見る

 煌びやかな光りを放つメリ
ランド
軽やかなメロデ
 
に乗せてクルクルと回るコ
轟音を放ちながら
 
園内を巡るジ
トコ
スタ
              
 それぞれのアトラクシ
ンには長い行列ができ
出店や広場 
には家族連れやカ
プルが行き交
てた
          
 その間を分けるようにして
一人の男が歩いている
周囲の 
喧騒には場違いな雰囲気をまといながら
その顔はどこか病人 
のような顔つきだ
雨の中を歩いてきたのだろうか
ズボンの 
裾には泥のような汚れがついている
            
                             

» 次の本を見る

» 詳細ページを見る

        
                    
                             
 世界が滅ぶとわか
たら
どうするか
          
 小さいときから
考えることがあ
        
 小さいときから
そのこたえは変わ
ていない
      
 図書館に立てこもり
余生は読書をして過ごす
      
 それは実行できるなら
生命が潰えるまでの時間の使い方と 
して最高のものだ
とず
と考えていた
そうな
てしまうと 
考えもしなか
たが
                 
                             

» 次の本を見る

» 詳細ページを見る

 そうなるまでに
一週間でよか
当然
こちらが包囲す 
る側だ
                         
 これが
                      
 
は自軍の陣で
深く頷いた
          
 もうすぐ
敵軍は墜ちる
                
 昨日は二番目の弟
が霊魔滅殺隊を率い
敵のトロ 
ルの鉱山を廃墟にした
                 
 同じ日
末の弟
人機滅殺隊を率い
敵軍の戦 
車隊を壊滅させた
                    
                             

» 次の本を見る