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   図書館珈琲店               猫春   
                             
                             
                             
 メモに書かれていた場所は壁一面が蔦に覆われた
ドアと窓 
が何となくわかるぐらいの古い建物だ
         
                             
 初夏の陽射しが緑の蔦に降り注いでいるから
もう暫くした 
らドアも見えなくなるかもしれない
            
                             

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麗しのサブマリン
                   
                             
 運命のデ
ドボ
ル                   
                             
 本文                          
                             
                             
 
                           
                             
                             

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 プロロ
グ                       
                             
                             
                             
                             
 青い星が
憎い
                    
                             
                             
先輩
時が来たわ
                   
                             

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いま話したことだけでは足りないくらい
ほんとうに色 
な行事があり
長いようにも思える
短いようにも思える二 
学期でした
                       
 果樹園の檸檬も色づいてきたこの時期
家の手伝いをするひ 
とも
お正月に親戚を迎える準備をするひとも多いと思います
みんな揃
てよい年を迎え
よい三学期を迎えまし
   
 
                       
 起立
                   
 吸い込んだ肺の空気を打ち出すように
理緒子は教室に号令 
を響かせた
                       

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後輩書記とセンパイ会計
不退の架橋に挑む
       
                             
                             
 開架中学二年
生徒会所属
頭がいい会計の数井先輩は
い 
つか絶対に割れない眼鏡を開発する技術者にな
ていると思い 
ます
数井先輩は小学生時代
国内の眼鏡生産量日本一が富山 
県の鯖江市であることを知
ているほどの上級者だ
たそうで 
図書館の書物によれば
鯖江の眼鏡産業は
明治の終わり 
頃に増永五左衛門という人が農閑期の副業として
少ない初期 
投資で収入が得られる眼鏡の枠作りに着目し
東京や大阪から 

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 仁藤 早苗
にとう さなえ
はそのとき
カミソリの上に 
ていた
                       
 通学鞄の持ち手をぎ
と握り締め
唇を引き結んで
   
 眉間にしわが刻まれているのが
自分でもわかる
そのせい 
で眼鏡がすこしばかりずり落ちているような気もするのだが
 
正すゆとりなんぞいまの早苗にはあり
しない
       
 刃の上
オン
               
                             

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