» ランダムに再読み込み
立ち読みテキストの冒頭の10行を表示しています。

» 詳細ページを見る

 
                           
                             
 城塞都市ダグラム
その西側
              
 平和な生活を享受している一般住民には無関係のスラム街に
イリ
ガル
ハンタ
ギルドは存在する
         
 イリ
ガル
ハンタ
いわゆる非合法の賞金稼ぎ
ギル 
ドを介して公に出来ないような依頼を受け
極秘裏に処理する 
のが主な任務である
当然
その内容は血生臭いものが大半だ
 自ら
イリ
ガル
を名乗
ているだけあ
集う人間は 
素性の知れない胡散臭い者たちばかり
だが
彼らは彼らなり 

» 次の本を見る

» 詳細ページを見る

 その店は迷宮百貨店と呼ばれている
           
 看板に意味不明な絵しか書かれていないため正式名称は誰も 
知らない
代わりに付けられた通称が迷宮百貨店
縮めると迷 
                           
 事情を知らない者に迷宮百貨店と言う名前を告げると
内部 
がち
と入り組んでいてわかりづらい店なのだろうと思われ 
実際はそれどころの話ではない
店舗内が本当に迷宮 
にな
ているのだ
                    
 訪れた者は皆その複雑な造りに惑わされる
たりとした 
歩みを続ける少女もまた
そんな迷宮を彷徨う迷い子の一人だ 

» 次の本を見る

» 詳細ページを見る

 プロロ
グ                       
貴方の夢に
お邪魔させてもらう
            
 呪文を唱え
少女は他人
ひと
の夢の中へ
足を踏み入れ 
                           
 はらり
と少女の目の前に
青い花びらが舞う
      
 視界一面に広がるのは
咲き誇る無数の
青い花
何も知ら 
ない者が見たのなら
たちまち見惚れるだろう美しい花畑
し 
かし
彼女はそんな花
鋭い眼光で睨み付ける
     
 少女は何か探しているのか
辺りを見渡す
そして
ともす 
れば頭の芯がぼやけるような
強烈に甘い匂いが漂う花畑の中 

» 次の本を見る

» 詳細ページを見る

水底図書宮第
分室
  いぬのほねこ  
冒頭掲載
  
                             
 ダムの水が枯れ
底に沈んでいた故郷の町並みと
数十年ぶ 
りに再会した
                      
 倒壊した自販機にコインをねじ込むと出てきた
ぽの瓶 
詰ソ
ダ水を片手に
幼い頃に通い詰めた図書館を訪ねる
  
 貸出カウンタ
のペンスタンドに取り残された小さなダムの 
中で
いささか窮屈そうにしている甲殻類の司書に挨拶をし
 
書架を見渡す
                      
                             

» 次の本を見る

» 詳細ページを見る

 かつてヒトはいくつかに分類された
           
 神と讃えられるヒトは見えず
聞けず
ふれられず
だがか 
しずかれた
                       
 ヒトのなかに王があり
王はまるで神のように振る舞
てい 
                           
 壁と土
あるいは泥と呼ばれるヒトは虐げられ
また
ただ 
ヒトと呼ばれるものは穏やかに暮らした
          
 王いわく
                     
                             
                             

» 次の本を見る

» 詳細ページを見る

R18
詳細ページからご覧ください

» 次の本を見る